Microsoft Office97の学校での活用


■Microsoft Office97の学校での活用

 Microsoft Office97をパソコンにインストールすると、画面の右にバーが表示される。

 このバーに表示されているアイコンをクリックすると、E−MAILの送受信の管理をおこなったり、住所録の管理をおこなったり、文章を作成したり、ベータベースを作成したりと、実に簡単に、それぞれのアプリケーションソフトを起動させることができるのだ。そればかりではない。1年間のスケジュールを書き込むことができ、定期的におこなうものを毎年ちょっとした変更で再利用できたり、忘れてはいけないスケジュールにマーキングしたり、また他人に見られたくないスケジュールにカギをかけたりと、スケジュール管理を自在におこなってくれる。
 Windows95の場合、通常はスタートボタンをクリックし、表示されたメニューの中からソフトを起動させるわけだが、その操作よりばやく必要なソフトをこのバーで起動できるので、やりたいと思ってから具現化するための時間待ちが少ない分ありがたい環境になっている。


■ワープロソフトのMicrosoft Word97を学校で利用

 ワープロソフトは、いろいろな文章を作成し、見やすいように編集してプリントアウトし、第三者にわたすのがひとつの目的になっている。有名なワープロソフトを使っても、無名なフリーソフトウェアのワープロソフトを使っても、プリントアウトすると、それほど差はなく利用できるものだ。
 文章を書くのはあなた次第だし、見やすいように編集するのもあなた次第いだから、プリントアウトしたものは、大きく変わるものではない。
 問題は、ソフトではなくあなたの文章力と、紙面にたいする構成力だ。これらは何回か文章を書き、編集しているうちに良くなるもの。いい文章が書けなくても、見やすい紙面構成がすぐできなくても、次第にうまくなってくるものだ。いままで、ガリバンでやっていたことに比べれば、上達度は早いはずだ。
 さて、ワープロを学校で利用する利点は、一度作成した文章をなんどでも部分修正して使えることにある。
 例として、「秋の遠足のお知らせ」を作成しながら、どのように利用できるか実践していってみよう。


●Microsoft Word97の起動

 Windows95のディスクトップ画面の右側にある、タテに表示されているOfficeと表示されているバーにある「Office ドキュメントの新規作成」と表示されるアイコンをクリックする。すると、新規作成の画面が表示される。

 画面の上には、「標準」や「プレゼンテーション」「社外文書」「データベース」「論文・報告書」「英文」「計算書」などというタブが表示されている。そして画面中央には、そのテーマのファイル名が表示されている。
 Microsoft Office97には、このようにサンプルの文章がいくつか用意されている。時間のないときなど、サンプルとして用意されているファイルを指定して内容を変更し、利用すればけっこう早く文章を作成することができるわけだ。
 では、「標準」の「新しい文書」を選択しダブルクリックしてみよう。
 すると文章を書く編集画面が表示される。

 この画面で文章を作成し終わったら、印刷して第三者に提出したり、生徒に配ったりするわけだが、その際はメニューバーにある「ファイル」をクリックし表示されたメニューの中の「印刷」という項目をクリックするといい。

 プリントアウトする場合、なにも指定しないで印刷コマンドを実行すると用紙のサイズは、A4が規定値として設定されている。このようにMicrosoft Word97を利用する場合、すでに標準的な設定値が準備されている。


●Microsoft Word97の規定値

・用紙サイズ=A4(210mm×297mm)
・印刷の向き=縦
・字ヅメ=40字
・行数 =46行
・字送り=10.5pt
・行送り=14.25pt
・フォント=FA明朝
・フォントサイズ=10.5
・段組み=1
・文字方向=横書き
・余白 上=35mm
・余白 下=30mm
・余白 左=30mm
・余白 右=30mm

 以上が規定値となっている。バージョンなどによって若干変わるだろうが、このようなのが規定値だ。規定値とは、ユーザーがなにも設定しないで印刷を実行した場合の標準的な印刷指定だ。
 「ファイル」の「印刷」をクリックすると、印刷の画面が表示される。

 ここでなにも変更しないで(つまり規定値のまま)画面下のOKをクリックすると、書いたものがプリントアウトされる。
 このように、はじめてMicrosoft Word97を利用しようとしても、ほとんど面倒くさい設定もなく、書き込んだ文書がすぐ印刷することができるようになっている。初心者だからといって、怖じ気づいてパソコンに触らないでいるようなことは、ほとんどなくなっている。
 さていま印刷した「秋の遠足」について、どのように文章を書いていったか解説しておこう。



                 1997年9月18日

■秋の遠足のお知らせ

 東京都立第九七中学校生徒のみんさんへ

 秋の遠足をおこないますので、次のように準備してください。

時  :10月9日 7時30分に学校の校庭に集合
行き先:鳩ノ巣渓谷
持ち物:使い慣れたリュックサック
リュックサックの中身
   :ハンカチ、ちりがみ、エチケット袋、ウインドヤッケ、カサ、水筒、お弁当、
おやつ(300円以内)、ノートと筆記用具
服装 :帽子、歩きやすいはき慣れた運動靴、厚手のセータ着用、長ズボン(男女とも)

●禁止事項:ポケットゲームなどは持っていってはいけません。

解散時間:3時00分に学校の校庭で
雨天の場合:連絡網で6時30分までに連絡します。

 遠足の翌々日(10月11日)は、おやすみです。ゆっくりからだを休めてください。10月12日に、元気にお会いしましょう。




●日本語入力のしかた

 日本語の文章を書くには、つぎのように操作するといい。

▼日本語入力モードにする方法

・PC98の場合の起動方

 CTRLキーを押しながら、XFERキーを押す。


・PC98の場合の解除方法

 CTRLキーを押しながら、XFERキーを押す。
 同じキー操作を繰り返すことにより、日本語入力モードになったり解除されたりする。


・DOS/Vの場合の起動方法

 Altキーを押しながら、漢字キーを押す。


・DOS/Vの場合の解除方法

 Altキーを押しながら、漢字キーを押す。
 同じキー操作を繰り返すことにより、日本語入力モードになったり解除されたりする。

 日本語入力モードが起動すると、画面右下に日本語入力モードの表示がおこなわれる。


●漢字への変換方法

 画面右下に日本語入力モードの表示が出たら、キーボードからひらがな入力かローマ字入力で文章を入力する。適当な文節でキーボードのスペースバーか変換キーを押すと、漢字に変換される。求めている漢字が表示されない場合は、表示されるまでスペースバーを押し、適当な漢字を選択し、PC98ならリターンキーをDOS/Vならエンターキーを押すと、採用される。
 以上のようなことは、2、3時間がんばってやっているうちに、だんだん身につくものだ。それほどやっきになって頑張らなくても、できるからあせらず習得していくといい。
 作成する文書は、ご覧のように最初のうちはシンプルなものがいい。
 ワープロソフトには、文字の大きさを大きくしたり、斜体をかけたり、文字にアミをかけたりと、いろいろデコレーション機能があるが、これらは文字だけのデータ入力に慣れてから徐々に利用していくといいだろう。
 ワープロの機能をできるだけ利用して、文書を作成することは楽しいことではあるが、その分当然時間もかかるので、ワープロを使って時間を作りだそうという発想には反する結果になりかねない。


2001.10.22/(C)Yuji Honya
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