先生のためのパソコン入門のインデックス

  • ガリバン刷りもいいけど、学校にはワープロが似合う
  • パソコンを自宅におくためのハード&ソフト環境
  • Windowsマシンの環境と、周辺機器にソフト
  • 学校で利用すると価値あるパソコンソフト
  • ワープロの利用だけでも元がとれるパソコン&自分で学習するか、生徒に教わるか
  • データのセキュリティー対策
  • Microsoft Office97の学校での活用
  • 作成した文書の保存方法
  • 文書ファイルの読み込みと再利用
  • Microsoft Wordでテスト問題を作る
  • 起動力のあるメモソフトの起用法
  • 起動型文書ファイルの作成
  • データベースとしての「メモ.txt」活用法
  • パソコンでコミュニケーション
  • E-Mailを利用するには
  • パソコンでのコミュニケーションの環境作り
  • インターネット入門
  • ホームページのアドレスについて
  • ホームページのHTMLの構造


    はしがき

     ちょっと前までは、学校の先生はつぎのようなことをいわれていた。
    「パソコンの勉強をやっているヒマがあったら、もっと子どもたちのために、時間を割きなさい」
    とか、
    「そんなことに時間を使っているうちに、あなたのクラスでいじめが起こったら、どう責任をとるの?」
    とか、
    「パソコンで勉強を教えるなんて、よく心のかよわない授業を考えるよね。もっと、子どもたちの内面的な面に目を向けなくてはいけないのじゃないの?」
    とか、
    「ずーと教科書とチョーク1本で、いままでなにも問題なく教えてきていたのに、どうして良かった流れを変えなくてはいけないの?」
    といった具合だ。

     たしかにほんのちょっと前までは、おおせのとおりの時期があったが、もはやこんなことを言っている先生は、もう時代は変わったことを知らなくてはいけない。
     「パソコンを使うために割く時間があったら、子どもたちへもっと時間を作りなさい」なんていうことは、いままったく逆に認識されている。
     「はやくパソコンを使って、同じようなことを繰り返す仕事はできるだけパソコンに置き換え、そのおかげで生まれた時間で、子どもたちに接する時間を生み出そう」というのが、いまの考え方だ。
     「教科書とチョーク1本で・・」といっていても、以前には各教室にテレビが設置されたり、LL教室が書く学校に導入されたりと、けっこう新しいシステムはいろいろな形で学校に入り込んできている。肌に合う機械は賛成できて、気に入らない機械に反対するなんてことは、教育者のやることではない。
     だいたいが、毎日のように子どもたちに宿題を出したり、テストをしたりと、子どもたちに強いているんだから、パソコンぐらいは、時間が取れる夏休み中に、自分への宿題にしたらどうだろうか。
     休み開けには、子どもたちに、宿題の内容をしっかり把握しているかどうかのテストをやるんだから、先生自身も同様に休み開けに子どもたち全員に、パソコンの勉強の成果をなんらかの形で発表するようなことをしてみてはいかがだろう。
     本書では、つぎのようなことを解説した。
    1.文章の作成
     ・一度作った文章は、保存できる。
     ・保存されている文章は、一部変更して書き換えがいくらでもきく。
     ・去年の試験問題はそのまま、数値や出題ポイントを変えるだけで問題にできる。
     ・テスト問題は蓄積することにより、質が高められる。
    2.表計算の活用
     ・平均点を簡単に出せる。
     ・採点整理のための表計算活用。
    3.データベースの活用
     ・住所/図書
    4.電子メールでのコミュニケーション
     ・パソコン通信で学外との交流
     ・インターネットで世界中と交流
     ・パソコン通信のホスト局の開局
    5.画像を授業にいかす
     ・スキャナーで面倒くさい入力を省くことができる
     ・デジタルカメラでデータをCD−ROMに保存できる

     以上の内容の中で、1番の「保存されている文章は、一部変更して書き換えがいくらでもきく」という部分だけでも習得できれば、子どもたちへの時間をかなり作ることができるようになるだろう。もちろんほかの部分のテクニックを身につければ、思わぬ時間を生み、空いた時間によるあらたな展開を考えることができるようになることだろう。


    ShortShort Webのインデックスに戻る