イギリスで狂牛病が発見されたあと、ヨーロッパでは肉骨紛の使用禁止を決めたにもかかわらず、日本では感染の危険が指摘されているヨーロッパ産の肉骨紛を2001年1月まで輸入しつけていたのだから、驚きである。
今回の日本での狂牛病の発生原因には、政府の見通しの甘さに不快感を持たざるを得ない。
1986年 イギリスで狂牛病をはじめて確認される。
1988年 イギリスでは、肉骨紛の牛への使用を禁止。
1996年3月 イギリスで人への感染と見られる難病をはじめて確認される。
1996年4月 日本の農水省が牛への肉骨紛の使用の自粛を、行政指導する。
1997年4月 日本でようやく、狂牛病を法定伝染病に指定する。
1998年4月 北海道の佐呂間町の牛が千葉県白井市の酪農家に売却される。
2001年1月 EUが肉骨紛の全家畜への使用を禁止する
2001年4月 日本の農水省が試薬による簡易検査を導入し、狂牛病の監視体制を強める。
2001年8月6日 白井市の牛が起立不能となり、食肉処理場で、解体される。
2001年9月10日 白井市の牛に狂牛病の疑いが強まる。
2001年9月12日 農水省が飼育中のすべての牛と、飼料工場をいっせいに調査を開始する。
2001年9月14日 白井市の牛が焼却されず、肉骨紛に加工されていたことが判明。
2001年9月18日 農水省が、牛への肉骨紛の使用を罰則つきで禁止を発表。
2001年9月21日 日本国内初の狂牛病を確認。
2001年10月4日 農水省が肉骨紛の輸入、国内での流通を一時的に全面停止する。
2001年10月5日 厚生労働省が、牛の危険部分を使用した食品の製造自粛と回収を指導する。
2001年10月5日 肉骨紛の今後の取扱を決める検討会を発足させる。
2001年10月18日 厚生労働省が、食肉処理の段階で狂牛病の検査を開始。
絶対に食べてはいけない牛の部分
脳
脊髄
目
食べないほうがいい牛の部分
回腸
リンパ節
近位結腸
ひ臓
へんとう
硬膜
松果体
胎盤
脳せき髄液
下垂体
副腎
できれば食べてないほうがいい牛の部分
遠位結腸
鼻粘膜
末梢神経
骨髄
肝臓
すい臓
胸腺
肺
いちおう感染していないといわれる牛の部分
心臓
腎臓
乳腺
牛乳
卵巣
唾液
唾液腺
精嚢
血清
骨格筋
睾丸
甲状腺
子宮
胎児組織
胆汁
骨
軟骨組織
結合組織
毛皮膚