高円寺の街


 ここは高円寺。新宿から中央線で大久保、東中野、中野ときて、4番目の駅の街だ。
 駅の北側には、「高円寺純情商店街」という通りがあって、ここはねじめ正一さんが直木賞をとったときの小説のタイトルと同じ街の名前だ。
 そう、ここがあの小説の舞台なのだ。
 その関係で、商店街の名前を芥川賞と取ったときに「高円寺純情商店街」にさせてもらったようだ。
 ねじめさんは、現在となりの駅の阿佐ヶ谷の商店街で、民芸品店を奥さんと一緒に開いている。
 高円寺には、東京でも有名なお祭りがある。それは「高円寺阿波踊り」だ。
 夏の終わり、毎年8月26日27日28日の3日間おこなわれ、74もの連が参加し踊り手は約5000人、延べ100万人を超す観客が阿呆踊りに酔いしれる。
 このとき駅のそばにある「氷川神社」のお祭りもあり、阿波踊りを楽しんだ子どもたちは、この神社によって綿あめやお面などを買ったりして、2つのお祭りを楽しんでいる。
 高円寺は古着屋さんでも有名だ。
 特に高円寺の南口付近から南に向かって、丸の内線の新高円寺駅までの商店街にはかなりの数の古着屋さんがあり、週末には若い女の子で道はいっぱいになる。
 有名といえば、芸能人も多く住んでおり、森本レオさんはテレビで見るような人のよさそうな感じで、スーパーの袋をもって歩いている姿をよく見かける。
 ここは飲み屋も多く、夜はかなり華やぐ。
 また、ジャズやロックのライブハウスも多くあり、ロックのライブハウスの前などモヒカン狩りの若者がたむろしている。
 ちなみに、高円寺という地名は、駅のそばにある「高円寺」というお寺からとった地名という。


2000.10.8/(C)Yuji Honya
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